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May , 2018
Saturday


ハリウッドで広がるセクハラ告発運動に仏大物女優「偽善で笑い草」と批判

2018年1月19日(金)04時08分更新
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#MeToo運動は「メディアによるリンチ」だと訴えるドヌーヴ(@diva_deneuve/instagram)

#MeToo運動は「メディアによるリンチ」だと訴えるドヌーヴ(@diva_deneuve/instagram)

 米映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン氏(65)によるセクハラ行為に対する被害女性からの相次ぐ糾弾をきっかけに、ハリウッドで広がり続ける “#MeToo(私も)”運動。女優らを中心に「私もセクハラ被害者」だとして、大物俳優らを名指しで訴える衝撃告白が連日のように米芸能メディアを騒がせている。そんなハリウッドの“セクハラ告発フィーバー”に対し、フランスは冷ややかな目を向けている。

 仏映画界を代表する女優の一人、カトリーヌ・ドヌーヴ(74)は先週、同国の女性作家やアーティストら女性100人と共に仏紙ルモンドに連名で「性の自由化には欠かせない(男が)ナンパする自由」と題するコラムを寄稿。セクハラや性的暴力を告発する#MeToo運動は「メディアによるリンチ」「魔女狩り」などと指摘し、行き過ぎていると非難した。

 この見解に対する批判が寄せられたことでドヌーヴは今週、仏紙リベラシオンで「もしコラムで傷ついた性暴力被害者がいたとしたら謝罪します」とコメント。だが、主張は変えず、同運動は弾圧的な風潮を生み、嫌悪を感じると再度批判した。

 そんな中、ドヌーヴを支持する形で、今度は仏大物女優ブリジット・バルドー(83)がハリウッド女優たちを「偽善的で、お笑い草」だとこき下ろした。

 バルドーは17日、仏写真誌パリ・マッチのインタビューに応じ、女優は一般女性と異なると主張。「プロデューサーに言い寄り、役をもらう女優はたくさんいるのが現実」と指摘。「(そんな女優が)後になって話題作りでセクハラされたなんて言い出すのよ」と一刀両断にした。

 1950年代~60年代、“BB(ベベ)”の愛称で「欧州の セックスシンボル」と呼ばれたバルドーだが、自身は「セクハラに遭ったことなんてない」と断言。「男性にいいお尻と言ってもらうのは褒め言葉で、快感だったわ」と当時を振り返った。

 一方、ハリウッドでは今週も米俳優マイケル・ダグラス(73)や同ジェームズ・フランコ(39)らによる新たなセクハラ疑惑がメディアを賑わせている。

かつて「欧州のセックスシンボ」と呼ばれたバルドー(@brigittebardotbb/instagram)

かつて「欧州のセックスシンボ」と呼ばれたバルドー(@brigittebardotbb/instagram)