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February , 2018
Saturday


ロス当局 37年前のナタリー・ウッドの死を「変死」に変更し本格捜査へ

2018年2月2日(金)04時53分更新
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在りし日のナタリーとロバート(@nataliewood/instagram)

在りし日のナタリーとロバート(@nataliewood/instagram)

 1981年に起きた米女優ナタリー・ウッド(享年43)の「水死」について、ロサンゼルス郡警察は1日、新たな有力証言が得られたとしてナタリーの死を「変死」に変更し、事件として本格捜査に乗り出すことを決定。当時夫だった米俳優ロバート・ワグナー(87)を「重要参考人」として聴取することも明らかにした。

 ナタリーの死からすでに37年近く経過したが、いまだに多くの謎が残され、ハリウッドでは真相を求める声が絶えない。そんな中、当局も死因を当初の「事故死」から「水死および不確定要因によるもの」と変更。それでも殺人事件として扱うには証拠不十分だとしてきた。それがここにきて、当局は「事件」として、解決へ大きな一歩を踏み出したことになる。

 その「事件」が起きたのは81年11月。ナタリーは夫であるロバートと、友人で米俳優のクリストファー・ウォーケン(74)と共にクルーザーの船上で週末を楽しんでいた。乗船していたのはその3人と船長。夜遅くまで酒を飲んだ後、ナタリーが行方不明になり、翌日、カリフォルニア州南部沖カタリナ島近くの海上でナタリーの水死体が発見された。

 ロス郡警察は当初、事故と判断したが、2011年になって船長が「その夜、夫妻がけんかする声を聞いた」と証言したことで、捜査を再開。12年に作成された報告書には、遺体に複数の打撲の痕跡や傷跡があったことが確認されている。

 また、ここにきて新たな証言も得られた。近くに停泊していた別の船舶の関係者は「夫妻が泊まっていた部屋から怒鳴り合う声や、何かを殴るような音を聞いた」とし、その後に船尾のあたりで同夫婦のものと思われる怒鳴り声を聞いたという別の証言も出てきた。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、当局はロバートが妻の死に関与していないか、任意での聴取を10回以上にわたり求めたが、拒否している。

 ロバートは08年に出版された自伝本でその夜、クリストファーと自分が酒を飲みながら口論していたとし「部屋に戻ったら妻は居なかった」とつづっている。ナタリーの死について沈黙を続けるロバートだが、ついに聴取に応じるのか、注目される。