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June , 2018
Tuesday


役にたたない英語おせーたる(204)ソーダメーカー

2018年2月17日(土)09時00分更新
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これがわが家で大活躍のソーダメーカー

これがわが家で大活躍のソーダメーカー

 英語力の低下に歯止めがかからない!言葉は使わなければ衰えるというのは、まったく本当である。bilingual(二か国語を話す)、multilingual(数か国語を話す)の人たちの頭は一体どうなっているのだろう。

 私たち夫婦、ひょんなことから断酒し、3か月近く続いている。ついつい調子よく飲み過ぎる傾向にある夫が、”I’m going to stop drinking for 30 days first, and go from there.”(とりあえず30日断酒してみて、それからはまた考える)と言って、ぱったりやめてしまったものだから、私も肩身が狭くて飲めなくなったのだ。

 最初は、晩酌時になると、「さて、ビールでも…」と冷蔵庫に手が伸びた。まったく癖のものだ。

 ビール好きの夫は、ビールのシャワシャワする感覚が恋しかったようで、その感覚を癒すために、手動のsoda maker(ソーダメーカー)を購入した。

 ステンレスボトルにソーダにしたい液体を入れ、CO2(炭酸ガス)を装着してシャカシャカすれば、ソーダができるというものだ。

 これがなかなかの優れもので、果物のジュースは炭酸ジュースになるし、ワインで作ればスパークリングワインになる。いろいろ試してみたものの(断酒中なので、スパークリングワインは作らなかったが)、一番飽きがこないのはsoda water(ソーダ水)という結論に達した。

 晩酌代わりにsoda waterを飲むのが習慣となった。自分が飲むときは毎回、”Do you care for fuzzy water?”(フジーウォーター、飲む?)と夫にも確認している。普段は単純に”Yes, please.”(うん、よろしく)と言う夫が、あるとき、”I’d like some fizzy water.”(フィジーウォーターちょだい)と言い、続いて”Uh-oh.”(あちゃあ)と言う。”What’s wrong?”(どうしたの?)と聞くと、”Well, I wanted to keep it fuzzy water. Fuzzy water sounds fun.”(フジーウォーターのままにしときたかったのに。フジーウォーターって響きが楽しいじゃない)とのこと。

 私は「ソーダ水」のつもりで”fuzzy water”と言っていたのが、正しくは”fizzy water”だったのだ。”Will you correct my English?! Otherwise, I’ll never speak standard English!”(ちょと、私の英語、直してくれる?でないと、いつまで経っても普通の英語が話されへんやん!)と、自分の語彙力のなさを棚に上げてキレてやった。

 ちなみに、fuzzyは「毛が立ってふわふわした」といったぐらいの意味である。

 この“事件”の後、私が”fizzy water”に矯正しているにもかかわらず、夫は”fuzzy water”を使い続けている。”Do you want some fizzy water?”(フジーウォーター、飲む?)と尋ねると、返ってくるのは”Yes, I’d like some fuzzy water.”(うん、フジーウォーター、飲みたい)といった具合である。まったく。

 話をsoda makerに戻すが、CO2の代わりにN2O(亜酸化窒素)を装着して、cold-brew coffee(水出しコーヒー)で作ると、nitro coffee(窒素コーヒー)ができる。Coffeeにほんのり甘みが付いて、これが実にうまい!機会があれば、ぜひお試しあれ。