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タランティーノ新作はレオ&ブラピのダブル主演 60年代ハリウッド描く

2018年3月1日(木)04時10分更新
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1960年後半のハリウッドを描くタランティーノ監督(@tarantinoxx/instagram)

1960年後半のハリウッドを描くタランティーノ監督(@tarantinoxx/instagram)

 鬼才クエンティン・タランティーノ監督(54)の新作に、レオナルド・ディカプリオ(43)とブラッド・ピット(54)がダブル主演することをソニー・ピクチャーズが今週発表した。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」という題名で、1969年に「シャロン・テート殺害事件」が発生した当時、事件現場となったハリウッドにある豪邸の近所に住んでいた2人の男たちの物語だという。

 ディカプリオが演じるのはハリウッドで苦悩する西部劇ドラマの元主役の俳優で、ブラピは主役級俳優のスタントマンを長年務める男の役。作品を通してタランティーノはヒッピー文化全盛だった60年代後半のハリウッドを描く。

 タランティーノは「ここ5年間、構想を練ってきた。私は人生のほとんどをハリウッドで暮らしてきて、69年もそう。当時は7歳だった。この作品を通して、今はもう無い当時のロサンゼルスやハリウッドについて語りたい」と声明を発表。「ディカプリオとピットという強力な俳優2人を主役に迎えることは、これ以上ない幸せだ」と続けた。

 物語の背景となるのはハリウッドで最も凄惨な事件として記憶される「シャロン・テート殺害事件」。69年8月9日夜、ロマン・ポランスキー監督(84)の新妻で臨月を迎えていた新鋭女優のシャロンが、友人の女優らを招いてホームパーティーを開いていた。その最中、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソン率いるヒッピー集団が侵入し、シャロンを含む5人を惨殺した凶悪事件だ。その夜、ポランスキー監督は不在だった。

 この事件は全米を震撼させ、現場となったハリウッドに暮らしていた幼少期のタランティーノ少年にも大きな衝撃を与えたという。

 そんなタランティーノだが、ハリウッドをめぐる一連のセクハラ問題に巻き込まれ、現在窮地に立たされている。

 自身の監督作品「キル・ビル」シリーズで主演した女優ユマ・サーマン(47)が、同作品のプロデューサーだったハーベイ・ワインスタイン氏(65)からセクハラ被害を受け、それを認識していたのにもかかわらず、「監督は見て見ぬふりをしていた」として批判を受けているのだ。

 昨年10月にワインスタイン氏のスキャンダルが浮上して以来、同氏と仕事をしてきたタランティーノは、これまで何度となく謝罪。また、「キル・ビル」の撮影中に演出のためとはいえ、ユマの顔につばを吐いたり、チェーンで首を絞めたこと、また、無理な運転を強いたことが自動車事故につながったことなどについても本人に謝罪した。