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July , 2018
Saturday


ステルヴィオ 距離延長はプラス

2018年3月15日(木)09時20分更新
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初年度からGⅠ勝ち馬ラッキーライラック(阪神JF)を送り出したオルフェーヴルと、新種牡馬リーディングの座を獲得したロードカナロア。昨年の2歳戦では前記種牡馬2頭の活躍が目立った。野球に例えるなら一発長打型のオルフェーヴルに対し、ロードカナロアはアベレージヒッターといったところか。2歳戦では重賞勝ちのなかったロードカナロアだが、年明けのシンザン記念でアーモンドアイが牡馬相手に優勝し、産駒初の重賞勝ちを果たした。今度はサウジアラビアRC、朝日杯FSとも2着のステルヴィオが牡馬として初の重賞制覇に挑む。母ラルケット(父ファルブラヴ)は新馬→サフラン賞を連勝するなど計4勝を挙げ、クイーンC3着。これまでの産駒に2勝したボルゲーゼ(父キングカメハメハ)がいる。祖母アズサユミはサンデーサイレンス産駒で、クランエンブレム(阪神ジャンプS)、クリーバレン(新潟ジャンプS)と2頭の障害重賞の勝ち馬を出した。また曽祖母ファーストクラスの孫にはアイビスSD2着のタカオルビーがおり、4代母スイートコンコルドは皇帝シンボリルドルフの全姉に当たる。短距離王者ロードカナロア産駒ではあるが、自身マイルの安田記念を勝っているように距離の融通性はある。母のラルケットも1800メートル戦を勝っており、ステルヴィオにとっても距離延長はプラス材料となるのではないか。(笹栗康昭)