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July , 2018
Saturday


ファインニードル 短距離に強い父Aムーン×重賞勝ち馬多数の母系

2018年3月22日(木)09時30分更新
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1月のシルクロードSは1~3着をアドマイヤムーン産駒が独占。特に勝ったファインニードルは休み明けで18キロ増と余裕残しの馬体ながらも、昨年の高松宮記念の覇者セイウンコウセイを寄せつけない強い勝ちっぷりだった。

父のアドマイヤムーンはドバイデューティーフリー(芝1777メートル)、ジャパンC(芝2400メートル)、宝塚記念(芝2200メートル)とGⅠ3勝。産駒は7頭で重賞11勝しているが、アルキメデスの朝日CC(芝1800メートル)が最長距離となる。

現役時代は距離の汎用性を見せていたアドマイヤムーンだが、種牡馬としては現役時代に一度も走ったことのない短距離戦が活躍の場となっている。母のニードルクラフト(父マークオブエスティーム)は仏GⅢクロエ賞(芝1800メートル)、伊GⅢセルジオクマニ(芝1600メートル)と重賞2勝。祖母シャープポイント(父ロイヤルアカデミーⅡ)は愛準重賞ティペラリースプリント(芝5ハロン)に勝ち、愛GⅠフィーニクスS(芝6ハロン)2着。産駒にGⅡドラール賞など仏重賞4勝のフラクショナルが、孫には豪GⅡATCタラックSのギャラティンがいる。

重賞初制覇後のGⅠスプリンターズSでは12着に敗れたファインニードルだが、心身ともに成長が感じられる現在なら好勝負ができるはず。短距離界の新星誕生に期待する。(笹栗康昭)