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July , 2018
Saturday


米電気自動車メーカー、テスラのCEO エイプリルフールの冗談で株下落

2018年4月3日(火)04時21分更新
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〝倒産〟書かれた紙切れを持つマスク氏(@elonmusk/twitter)

〝倒産〟と書かれた紙切れを持つマスク氏(@elonmusk/twitter)

 米高級電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者=46)が1日のエイプリルフールにとんでもないジョークをツイートしたことで同社株が下落。投資家は「株主のためになることをしてほしい」と苦言を呈している。

 マスク氏は「テスラが倒産」とウソの見出しを付け「最後の手段としてイースターエッグを販売するなど、懸命に資金調達を試みたものの、残念ながらテスラは完全に経営破綻した。信じられない倒産だ」とツイートしたのだ。

 イースターエッグとは、キリスト教の復活祭(4月1日)に出されるペイントや装飾が施されたゆでタマゴのこと。同社が資金繰りのためタマゴを売ったなど、ユーモアを交えたつもりだったが、投資家にはとても笑えるようなジョークではなかったようだ。

 というのも、テスラの株価は先月だけで22パーセント下落。これは同社が2010年12月に上場されて以来最大の下げ幅となったのだ。

 しかも週明け2日、ニューヨークのナスダック市場でテスラ株は続落。前週終値から5・13パーセント減にあたる13・65ドル値を下げ、252・48ドルで取引を終えた。

 そんな中、ある投資家はマスク氏のツイートに「上場企業が冗談で倒産を発表したのは今回が初めてだと思う。救いは週末で、深刻な被害が出なかったことだ」とリプライした。

 南アフリカ出身のマスク氏は、ドナルド・トランプ米大統領(71)の出身校でもある米東部の名門ペンシルベニア大学ウォートン・スクールを卒業。オンライン関連の会社を次々に起業し、02年には宇宙輸送を可能にするロケットを製造開発するスペースX社を創業。同時期にテスラに投資し、08年に同社CEOに就任した。

 そんな同氏は米誌タイムで「世界で最も影響力のある100人」に選出されるなど、アップルの創始者スティーブ・ジョブズ氏を超える起業家として注目されている。

 一方、私生活では2度の離婚後、米俳優ジョニー・デップ(54)の元妻で同女優のアンバー・ハード(31)との交際が昨年大きな話題になった。