22
June , 2018
Friday


役にたたない英語おせーたる(209)再入国

2018年4月14日(土)09時00分更新
Pocket

 今回、green card holder(永住権保持者)として初めて国外に出、アメリカにreentry(再入国)したのだが、日本の空港でチェックインする際、ひと悶着あった。

 航空会社のチェックインカウンターで、パスポートとgreen card(グリーンカード、永住権)の提示を求められた。パスポート上の私の名前は日本名のままだが、green card上は夫の姓になっており、日本の旧姓はmiddle name(ミドルネーム)となっている。双方の身分証明書で名前が異なるということで、カウンターのお姉さんに、「以前、この状態で米国に入国されたことはありますか?名前が違うと入国できないかもしれません」と言われた。

 同じように米国人と結婚していて、アメリカでの姓は変わっているが、日本の戸籍は旧姓のままという友達はわんさかといるが(というか、米国人と結婚しても、日本の戸籍を変えない人がほとんど)、入国を拒否されたなど、聞いたことがない。チェックインカウンターのお姉さんにそんなことを言われると心配になるじゃないか。

 念のため、お姉さんは同僚や上司に相談してくれたようだが、結局、航空会社では責任が取れないということで、「米国への入国に失敗しましたが、航空会社の責任ではありません」的な文書に署名させられた。余計に不安になるじゃないか!

 拒否された友達はいないんだし、とりあえず行ってみるしかないと自分を奮い立たせ(と言うと大げさだけど)、搭乗。十数時間後、New York(ニューヨーク)のJFK(JFK空港)に着いた。

 さて、どきどきのimmigration(入国審査)である。…のはずが、どきどきがぶっ飛ぶほどの混雑ようである。

 まず、kiosk(端末装置)で自分でimmigrationを済ませるのだが、kioskに到達するまでに長蛇の列。夫のようにU.S. citizen(アメリカ市民)であれば、ほとんどの場合、これだけで入国手続きが済むようである。が、私の場合、kioskでの手続きを済ませた後、別の長~い列に並ぶよう指示された。

 JFKのcrowd control(雑踏警備)はまったくなってなく、すでに列が出来ているというのに、列の途中に、別の列からの人の群れを流し込んでくる。そのため、地道に並んでいる人の順番がどんどん後ろに押されていくのである。不公平極まりない話だ。

 そんなことでイライラが頂点に達していて、1時間以上が過ぎたころ、ようやく私の番が回ってきたが、そのころにはすっかり「入国拒否されるかも?!」なんていう心配はすっ飛んでいた。何事もなくパスポートに判を押してもらって入国。Immigrationを過ぎて、夫に、”Welcome back to the United States!”(米国へようこそおかえりなさい!)と言われて、「あ、そだ、reentryできるか不安だったんだ」と思い出したぐらいである。

 帰国後、パスポートの更新時期だったこともあり、今後このようなことがないように、パスポートには夫の姓と私の旧姓を併記してもらうことにした。