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July , 2018
Saturday


G線上のホース フローラS 「谷間で見直すこと」

2018年4月21日(土)07時00分更新
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東京11R フローラS

先週の皐月賞、推奨したジェネラーウーノは何とか馬券圏内の3着に踏み留まってくれました。微妙に雨が残る馬場、前に行った3頭以外は実はただのスローペースの集団でしたので、結果的には前残りで本当に特殊なレースになりました。もしダノンプレミアムが出走していれば、早々に先行勢を一掃して相手には差し・追い込み馬を連れて来ていたでしょう。ダービーは皐月賞の上位組というよりはダノンプレミアムと毎日杯を制したブラストワンピース、青葉賞を含むその他のトライアル組が中心になると思っています。桜花賞馬アーモンドアイは結局オークスへ向かうことになりましたが、今年のダービーは本当に面白いレースになりそうです。
さて今週はオークスと安田記念に直結する2重賞。むやみに馬券勝負をする必要は全く無いので、しっかりと各馬の能力へ意図を頭に入れておきたい次第です。と同時に、馬場にも注意を払うべきでしょう。皐月賞もそうでしたが、昨秋の大雨が続いた影響がこの春の最後の開催に大きく出て来るはずですし、東京は2月に2度の除雪をしているのを忘れてはいけません。馬場造園課の方のお話ですと、馬場は秋が最初で春のクラシックがゴール地点という考えのもとに作ると聞いたことがあります。例年とは違う傾向を想定し、より精度を高めた馬場分析をしながら、当欄の予想に役立てればと思います。

※推奨馬の横に自信度を掲載します。
★★★★★…どんな人にも薦められるG線上のホース渾身の一鞍。
★★★★☆…当日で絶対に買いたいレース。筆者も入れます。
★★★☆☆…1日の中でも当てておきたい、核となるレース。
★★☆☆☆…ここから筆者はきちんとした額で馬券を購入しています。
★☆☆☆☆…無理をして買わなくても良いレベル。

【推奨馬】ヴェロニカグレース 自信度★★☆☆☆

◎ヴェロニカグレース
○ノームコア
▲ウスベニノキミ
△サラキア
△レッドベルローズ
△オハナ
△サトノワルキューレ

ダノンプレミアムの回避は有ったものの、皐月賞・桜花賞共にディープインパクト産駒が馬券圏内に入らなかったのはある意味、衝撃的。ただこの結果だけでディープ産駒が通用しなくなって来ていると思う必要は無いし、冒頭で触れた馬場の影響をモロに受けているのは間違いなく同産駒。種付け料4000万円の世界水準の種牡馬、今後の巻き返しは必然とも言える。そんなディープ産駒がフローラSに今年は5頭出走もするが、昨年の同レースはハービンジャー産駒のワンツー(モズカッチャン、ヤマカツグレース)。
徐々に前目の位置取りが板に付いてきたハービンジャー産駒のヴェロニカグレースがこのレースには最適。ノーザンF生産で武市厩舎、今回の騎手は柴田大知と元来期待されていた馬ではないのは何となく伝わってくる。それでも新馬戦で見せた上がり最速の脚は偽りではなく、あっさり勝ち上がり。近2走も牡馬混合戦で2走前は共同通信杯勝ちのオウケンムーンの2着。前走は3着も先着を許したのはいずれも牡馬で全く気にならないし、むしろ善戦の部類。人気を落としての出走で、初の東京コース。母系はオークス馬トールポピー、共同通信杯・東スポ杯勝ちのフサイチホウオーと東京を大得意にしている一族。ここまで福島と中山しか走っていないが更にパフォーマンスを上げる下地は十分。相手にも同じハービンジャー産駒のノームコア、距離が延びて良さそうなウスベノキミも注意しておく。ディープ産駒は細かい序列を気にせずに相手までにしておく。馬券は単複を大本線に、馬連流しと3連複軸1頭流しで組み立てる。

京都11R マイラーズC

【推奨馬】ロジクライ 自信度★★★☆☆

◎ロジクライ
○エアスピネル
▲サングレーザー
△ダッシングブレイズ
△モズアスコット
△ブラックムーン
△グァンチャーレ

安田記念には大阪杯1、2着馬のスワーヴリチャードとペルシアンナイトが出走を表明。ダービー卿CTが決して褒められるメンバー・レース内容では無かっただけに、マイラーズC組とヴィクトリアマイル組がどう絡むかのレースになるだろう。現時点で安田記念で推奨する馬は決まっている。何を隠そう、その馬はこのマイラーズCに出走する1頭。出来れば人気を少しでも下げて出走して欲しいのが本音。当然、今回はその馬とは違う1頭を推奨する。
骨折の長期休養明け(1年11月)ながら、着実に良化し連勝を決めてきたロジクライ。前々走の2着馬は後にダービー卿CTを制するヒースインラブで、前走も前残りで時計の出やすい馬場だったが好時計の楽勝だった。元々は一昨年のシンザン記念で後の桜花賞馬ジュエラーを完封した逸材。そのジュエラーも桜花賞を最後に引退しており、力量比較は非常に難しいがこの2戦を見る限り、もう重賞でも通用する。同馬の長所は自分の型を持っている点。ここも強気の先行策で開幕週の馬場を味方に付ければ、まず大崩れはしない。相手には昨年のマイルCSの2、3着馬エアスピネルとサングレーザーを素直に評価する。馬券は○▲への馬連2点と、3連単フォーメーションで◎⇔○▲→印各馬で買う。

【純・推奨馬】

京都5R 3歳500万下(ダ1800m) エイコーン 自信度★★★☆☆

※単複のみ推奨
初ダートの前走は上がり最速で5馬身差の圧勝。ローカルの中京で若干メンバーが落ちていたとはいえ、本当に強い競馬だった。芝でも善戦していたのでこの結果は当然だが、父フリオーソだけにやはりダート向き。同馬は生産こそ違うが元々母系はダーレー産。筋の通った配合で、必然の好走だった。一気にメンバーは強くなるが、不安よりも楽しみの方が大きい。

福島3R 3歳未勝利(ダ1700m) ワイズワン 自信度★★☆☆☆

※単複のみ推奨
母アリスマインは現役時代未勝利ながら、母母ビスクドールは名牝トゥザヴィクトリーの全妹。芝でもやれて良い血統だが、ダート適性も非常に高い血統。芝で頭打ちのワイズワンはキングカメハメハ産駒で父系も芝・ダートの兼用血統。大箱向きの配合では有るが、これまでよりは抵抗出来るはず。噛み合えば頭までやれても良い配合。

東京1R 3歳未勝利(ダ1600m) オスカーレーヴ 自信度★☆☆☆☆

※単複のみ推奨
低レベルのメンバーで初芝の2頭が馬券に絡むチャンス。甲乙付け難いが、恐らくプラーノよりもオスカーレーヴの方が人気薄。兄姉7頭中3頭が未勝利に終わっているが残りの4頭で芝1勝に対してダート9勝と完全に母系はダート指向。自信度が低いのは馬体重が少し足りないから。ダートではやはり馬体重が大きい方が有利で個人的には480キロ以上は欲しいのが本音。なお、同馬は460キロ前後になりそう。