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May , 2018
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ミスパンテール 大舞台でも活躍可能な背景

2018年5月10日(木)09時14分更新
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ミスパンテールは現在4連勝中。桜花賞16着、オークス10着とクラシックでは悔しい思いをしたが、チューリップ賞でキャリア2戦目、加えて休み明けという不利がありながらソウルスターリングの2着に来たほどの馬。ようやく素質が開花したようだ。父は安田記念、マイルCS(2回)とマイルGⅠを3勝したダイワメジャー。種牡馬としても産駒のGⅠ勝ち5勝中4勝がマイル戦と、この距離を得意としている。母のエールドクラージュは1勝馬だが、この勝ち鞍も東京芝の1600メートル戦でのものだ。祖母ジョウノマチエールは未勝利馬ながら、京王杯スプリングCなど重賞3勝のウインラディウス、メジロマックイーンメモリアル(1000万下)など5勝のジョウノヴィーナスを産んでいる。曽祖母ウメノシルバーも未勝利。直子からセントライト記念のサンデーウェル、グランドチャンピオン2000(大井・重賞)のウメノローザを出し、そのウメノローザはオークス馬ウメノファイバーの母となっている。さらにウメノファイバーも孫世代からAJCC、オールカマーとGⅡ2勝のヴェルデグリーン、今年の皐月賞で2着したサンリヴァルが出るなど、牝系には活力がある。メジャーエンブレムの母の父がサドラーズウェルズ系オペラハウスだったように、ダイワメジャー産駒が大レースで活躍するためには牝系から底力のある血を補強する必要がある。その点、ミスパンテールは母の父がロベルト系シンボリクリスエスで、祖母の父がマルゼンスキーと底力豊富な血をしっかり補っている。(笹栗康昭)