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June , 2018
Tuesday


 ブラストワンピース

2018年5月24日(木)09時32分更新
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5番人気と評価の高くなかった新馬戦を余裕十分に勝ち上がるや、無傷の3連勝を飾ったブラストワンピース。500キロを超える巨体から繰り出されるフットワークは迫力満点で、東京2400メートルで勝っているのも大きな強みだ。父はキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(芝12ハロン)を11馬身差で圧勝したハービンジャー。ハービンジャー産駒は2014年にデビューして以降、GⅠでは振るわず、16年までは3着以内に入った馬はいなかった。ところが昨年は皐月賞でペルシアンナイトが2着したのに続き、モズカッチャンがオークスで2着と好走。秋には秋華賞でディアドラがGⅠ初制覇を果たすと、エリザベス女王杯=モズカッチャン、マイルCS=ペルシアンナイトと京都GⅠを立て続けに3勝した。一方、トライマイベスト=エルグランセニョール4×3という全兄弟クロスを持つ母ツルマルワンピースはりんどう賞など3勝。阪神JFでは5着となった。ブラストワンピースは初子ながら、父の産駒らしく骨量豊かで雄大な馬格に出た。祖母ツルマルグラマーはファンタジーS2着。曽祖母エラティスの産駒に日経賞に勝ち、菊花賞、天皇賞・春各2着のアルナスラインがいる。ブラストワンピースのハービンジャー×キングカメハメハはモズカッチャンと同じ。キングカメハメハは04年のダービー馬で、その産駒からは15年のドゥラメンテ、17年のレイデオロと2頭のダービー馬が出ている。(笹栗康昭)