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June , 2018
Tuesday


名優モーガン・フリーマンのセクハラ行為報じたCNNに〝被害女性〟反論

2018年5月28日(月)04時26分更新
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謝罪声明を発表したフリーマン(@morgan_freeman_oficial/instagram)

謝罪声明を発表したフリーマン(@morgan_freeman_oficial/instagram)

 米CNNが先週末、米オスカー俳優モーガン・フリーマン(80)からセクハラ被害を受けたとする複数の女性が、名乗り出たとセンセーショナルに伝えた。ところが、“被害者”の1人とされた女性が27日、「CNNの報道の仕方は偏向している」として同局にクレームをつけた。

 ハリウッドの大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタイン容疑者(65)に端を発した性的嫌がらせ撲滅運動。過去に不適切な性的行為があったとして、著名な俳優や監督らが次々と告発される中、CNNは25日、フリーマンを新たなターゲットとし、「16人の女性がフリーマンの不適切な行動を目撃したなどと証言し、うち8人が直接被害を受けた」と報じた。

 その8人のうちの1人とされたシカゴのテレビ局WGN‐TVの女性プロデューサー、タイラ・マーティンは、CNNの取材を受けたが「私は被害者じゃない」と主張した。

 CNNは「フリーマンの下ネタや、望まないスキンシップにより仕事がしづらくなったと訴えた」と報道。だが、マーティンは米芸能サイト「エッセンセ」に「CNNは私の取材映像を都合のいい編集をして完全に印象操作をしている。私のコメントを前後の脈絡無く切り張りしている」と同局の報道姿勢を批判した。

 マーティンは過去に何度もフリーマンをインタビューした経験から、「軽い冗談程度の不適切さで、下ネタもすぐに慣れるレベル」と明かした。

 一つの例として「ある時、私がイスから立った際にスカートを下に引っ張って直したの。すると彼は『下げない方がよかったのに』って言ったわ」とマーティン。CNNに話したことは事実だが、それで自分が「被害者」と報じられたのは心外だと訴えた。

 一方、CNNの報道を受けてフリーマンは「私のせいで不快な気持ちになった人や、見下されたと感じた人たち全ての人にお詫びします」との謝罪コメントを発表した。

 フリーマンは「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年)で米アカデミー賞助演男優賞を受賞。「ショーシャンクの空に」(1994年)や「ダークナイト」(08年)など多くの名作に出演するなど、ハリウッドを代表する名優の一人だ。